ネズミ駆除は何日かかる?業者の作業内容と完了までの流れ

ネズミ駆除は何日かかる?業者の作業内容と完了までの流れ

ネズミ駆除は何日かかる?業者の作業時間と駆除完了までの期間、訪問回数の目安を解説します。現地調査から捕獲・追い出し、侵入口の封鎖、再発確認までの流れや、作業期間が長引く原因も紹介します。

ネズミ駆除にかかる日数と、現地調査・駆除作業・侵入経路の封鎖・完了までの流れを示したイラスト

「ネズミ駆除を業者に頼んだら、何日くらいで終わるの?」「何度も家に来てもらう必要がある?」と気になっていませんか。


自宅にネズミが出たら、できるだけ早く解決したいものです。仕事や家事の予定もあるため、作業にかかる時間や訪問回数も事前に知っておきたいですよね。


この記事では、ネズミ駆除にかかる日数や1回あたりの作業時間、業者が行う作業の流れを解説します。駆除期間が長引く原因や、依頼前に確認しておきたいポイントも紹介するので、業者を検討している方は参考にしてください。



ネズミ駆除は何日かかる?期間の目安

ネズミ駆除にかかる期間は、被害の範囲や建物の状態、業者が採用する駆除方法によって異なります。


1回の作業は数時間で終わることがありますが、駆除完了までには1週間~1か月程度、状況によってはそれ以上かかるケースもあります。


実際に、約1週間で作業後の点検まで行う業者もあれば、30日間かけて複数回施工する業者もあります。


まずは、作業当日にかかる時間と、ネズミの駆除が完了するまでの期間を分けて考えてみましょう。


1回の作業時間と駆除完了までの違い


ネズミ駆除では、業者が自宅で作業する時間と、駆除が完了するまでの期間は同じではありません。


例えば、大洋防疫研究所では、初回の作業時間を1~3時間程度、長い場合は7時間と案内しています。当日は捕獲器や薬剤の設置、侵入口の調査などを行いますが、それだけで建物内のネズミがすべていなくなったとは限りません。


設置した捕獲器の状況や新しいフン・足音などを確認し、必要に応じて追加の作業を行うこともあります。そのため、作業員が帰った時点で駆除完了とは限らず、その後の点検まで含めて予定を考える必要があります。


1日で終わる場合と複数回かかる場合


ネズミの侵入が一時的で、建物内に住み着いていないことが確認できれば、侵入口の封鎖など必要な施工を1日で終えられる場合があります。


一方、屋根裏や壁の内部にネズミが潜んでいる場合は、捕獲器の設置後も活動状況を調べながら対処するため、複数回の訪問が必要になることがあります。


例えば、ダスキンのネズミ駆除サービスでは、30日間に3回の駆除作業と最終確認を行う、計4回の訪問を案内しています。


ただし、すべての業者が同じ回数で施工するわけではありません。被害が広範囲に及ぶ場合は、2~3か月以上かけて対策する業者もあります。


1回で終わるかどうかだけで判断せず、どのような状態になれば駆除完了とするのか、事前に説明を受けておきましょう。

業者によるネズミ駆除の基本的な流れ

ネズミ駆除を業者に依頼すると、最初に建物の状況を調査し、被害に応じた方法で駆除を進めます。


一般的には、現地調査・駆除作業・侵入口の封鎖・効果の確認という流れですが、実際の作業順序や内容は業者や被害状況によって異なります。


それぞれの工程でどのような作業が行われるのか、順番に見ていきましょう。


現地調査で被害と侵入経路を調べる


業者はまず、ネズミが活動している場所や侵入経路、被害の広がりを調査します。


屋根裏や床下、キッチン周辺などを調べ、フンやかじり跡、足跡などからネズミの移動経路を推測します。必要に応じて、建物の外側にある通気口や配管まわり、外壁の隙間なども調査対象になります。


調査結果をもとに、使用する駆除方法や施工範囲、訪問回数などを決め、見積もりを提示するのが一般的です。


なお、侵入口がすぐに見つかるとは限りません。詳しい侵入場所や対策方法は、「ネズミの侵入経路と見つけ方・塞ぎ方」でも解説しています。


捕獲・追い出しなどの駆除作業を行う


現地調査が終わると、ネズミの活動場所や被害状況に合わせた駆除作業を行います。


主な方法には、粘着シートや捕獲器による捕獲、忌避剤を使った追い出し、殺鼠剤による駆除などがあります。どの方法を採用するかは、ネズミの生息状況や建物の構造によって異なります。


また、子どもやペットがいる家庭では、薬剤や捕獲器を設置する場所にも配慮が必要です。


捕獲器などを設置したあとは、捕獲状況やネズミの活動の変化を調べ、必要に応じて設置場所や駆除方法を調整します。


侵入口の封鎖と清掃・消毒を行う


ネズミへの対処とあわせて行われるのが、外から再び侵入されないようにする封鎖工事です。通気口や配管まわり、屋根と外壁の隙間など、調査で見つかった侵入口を金網や専用の材料で塞ぎます。


ただし、建物内にネズミが残っている状態で出口をすべて塞ぐと、内部に閉じ込めてしまうおそれがあります。そのため、追い出しや捕獲の状況を見ながら、適切なタイミングで封鎖を進めます。


また、屋根裏や床下にフンや死骸などが残っている場合は、清掃や消毒を行うこともあります。清掃・消毒は必ず含まれる作業ではないため、見積もりの段階で施工範囲を確かめておきましょう。


点検を行い駆除完了を判断する


駆除作業や侵入口の封鎖が終わったあとは、ネズミの活動が続いていないかを調べます。


具体的には、新しいフンやかじり跡がないか、捕獲器に反応があるか、屋根裏などで物音が続いていないかといった状況を調べます。


ネズミの活動が確認された場合は、追加の捕獲や侵入口の再調査などが必要になることもあります。


駆除完了の判断基準は業者によって異なるため、どのような状態になれば作業終了とするのか、説明を受けておくと安心です。


施工後に保証が付く場合は、再びネズミが出たときの対応や保証期間、対象となる条件についても聞いておきましょう。

ネズミ駆除の期間が長引く主な原因

ネズミ駆除は、同じ一戸建てでも数回の訪問で終わる場合もあれば、長期間の対応が必要になる場合もあります。


期間に差が出るのは、建物の広さだけでなく、ネズミの活動範囲や侵入口の数、捕獲状況などによって必要な作業が変わるためです。


特に駆除期間が長くなりやすい3つのケースを紹介します。


ネズミの活動範囲が広がっている場合


ネズミが屋根裏だけでなく、床下や壁の内部など複数の場所で活動している場合は、駆除に時間がかかることがあります。


活動範囲が広いと、捕獲器や薬剤を設置する場所が増えるだけでなく、ネズミがどこを移動しているのかを把握するための調査にも時間が必要です。


また、一部の場所で捕獲に成功しても、別の場所にネズミが残っている可能性があります。


複数の場所で活動が確認されている場合は、それぞれの場所でネズミの気配がなくなったかを調べる必要があるため、駆除期間が長くなりやすい傾向があります。


侵入口が多く封鎖に時間がかかる場合


ネズミの侵入口が複数ある住宅では、封鎖工事に時間がかかることがあります。


特に築年数が経過した住宅では、配管まわりや外壁の隙間など、さまざまな場所から侵入できる状態になっている場合があります。


また、高所や床下など作業しにくい場所に侵入口があると、足場の設置や追加の調査が必要になり、1回の訪問では施工を終えられないこともあります。


侵入口を見落とすと再びネズミが入り込むおそれがあるため、封鎖する箇所が多い場合は、調査や施工に十分な時間をかける必要があります。


捕獲や点検で再訪問が必要になる場合


ネズミ駆除では、捕獲器や薬剤を設置しても、すぐに効果が現れるとは限りません。


ネズミが警戒して捕獲器を避けたり、設置場所が実際の移動経路と合っていなかったりすると、思うように捕獲できないことがあります。


そのような場合は、業者が再訪問して捕獲状況を調べ、設置場所や駆除方法を調整します。


さらに、ネズミの活動が見られなくなったあとも、一定期間の経過観察を行う業者があります。


捕獲状況に応じた追加作業や経過観察が必要になると、実際に作業する日数以上に、駆除完了までの期間が長くなることがあります。

駆除を依頼する前に確認したいこと

ネズミ駆除を業者に依頼する際は、作業期間だけでなく、訪問日程や立ち会いの必要性についても聞いておきましょう。


特に、次の3点を確認しておくと、仕事や家事の予定を調整しやすくなります。


  • 作業予定日と訪問回数:初回の現地調査と駆除作業は同日に行うのか、何回程度の訪問を予定しているのかを確認します。
  • 立ち会いや在宅の必要性:作業中に在宅する必要があるか、1回の作業に何時間かかるか、家具の移動など事前準備が必要かを聞いておきましょう。
  • 駆除完了と追加訪問の条件:どのような状態になれば完了と判断するのか、ネズミの活動が続いた場合は追加料金が発生するのかを確認します。


なお、現地調査の結果によって作業内容や訪問回数が変わる場合もあるため、予定より期間が延びたときの対応も聞いておくと安心です。


また、駆除にかかる費用は、作業回数や施工範囲によっても異なります。料金の目安や見積もりの注意点については、「一戸建てのネズミ駆除費用はいくら?相場と料金内訳・安く抑える方法」で詳しく解説しています。

ネズミ駆除の期間に関するよくある質問

ネズミ駆除を業者に依頼する際は、作業中の生活への影響や、施工後の対応についても気になるものです。依頼前に知っておきたい3つの疑問にお答えします。



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駆除作業中も普段どおり生活できますか?

ネズミ駆除は、住みながら作業を進められるケースが多く、必ずしも家を空ける必要はありません。ただし、薬剤の使用場所や施工内容によっては、一時的に部屋への立ち入りを制限されたり、家具の移動が必要になったりする場合があります。小さな子どもやペットがいる家庭では、作業中の注意事項を事前に業者へ聞いておきましょう。



(タップで回答)
駆除当日は在宅している必要がありますか?

現地調査や初回の作業では、被害状況の説明や施工場所の案内などが必要になるため、立ち会いを求められることがあります。ただし、作業中ずっと在宅しなければならないとは限りません。業者によって対応が異なるため、外出できるタイミングや作業終了時の立ち会いが必要かどうかを、予約時に聞いておくと予定を立てやすくなります。



(タップで回答)
駆除後にネズミの気配が続いたらどうすればいいですか?

駆除後も足音が聞こえたり、新しいフンが見つかったりする場合は、施工した業者に連絡しましょう。建物内にネズミが残っているほか、別の侵入口から再び入り込んでいる可能性もあります。音がした場所や時間、フンを見つけた場所などを伝えると、状況を説明しやすくなります。保証期間内であれば、追加調査や再施工の対象になるかも問い合わせてみてください。

ネズミ駆除の期間を把握して依頼しよう

ネズミ駆除にかかる期間は、被害の範囲や建物の状態、採用する駆除方法によって異なります。


1回の作業は数時間で終わることがありますが、駆除完了までには1週間~1か月程度、被害状況によってはそれ以上かかるケースもあります。


業者による駆除では、現地調査から捕獲・追い出し、侵入口の封鎖、点検まで段階的に作業を進めます。ネズミが複数の場所で活動していたり、侵入口が多かったりすると、追加の作業や訪問が必要になることもあります。


そのため、業者へ依頼する際は、予定している作業期間や訪問回数だけでなく、どのような状態になれば駆除完了と判断するのかも聞いておきましょう。


また、予定より作業が長引いた場合の対応や追加料金の条件についても、事前に説明を受けておくと安心です。


ネズミの気配が続いている場合は、被害を放置せず、まずは専門業者に現地調査を依頼してみてください。建物の状況に合った施工内容と日程を把握したうえで、納得できる業者を選びましょう。